インフォぷりんVol.172『今さら聞けない?混同しやすいIT関連用語』

IT関連や情報セキュリティについて調べたり説明を聞いたりしていると、似たような言葉が出てきて、頭の中がこんがらがってしまうことがあるかもしれません。そこで今回は、「混同されやすいIT関連用語」をいくつかまとめて、違いを整理してみました。

免責事項:本記事はあくまでも一般的な情報の提供を目的としております。内容の正確性には注意しておりますが、専門家監修のもとで書かれたものではないため、必ずしも解釈が適切であることを保証するものではありません。ご了承ください。

目次

基本操作・プログラム関係

ダウンロードインストール
インターネットなど、端末の外部からファイルを自分の端末の中に保存すること(ネット通販で商品が家に届いた状態)保存したファイルを端末内で使える状態にすること(届いた商品を開封して使えるようにすること)

ダウンロード後に自動でインストールが開始されるものもあって混同されやすいです。

アップデートアップグレード
今あるものの不具合を直したり、機能を少しだけ改善したりすること(車の定期点検や小さな修理をするイメージ)性能を大幅に上げたり、全く新しいバージョンに変えたりすること(車を新型モデルに買い替えるイメージ)
データのバックアップデータの同期(同期化)
データの「コピー」を別の場所にも保存して、元データが破損しても復元できるようにすること(大事な書類をコピーして原本とは別の引き出しに保管するイメージ)複数の端末やサービス間で、データやフォルダが同じ内容になるように更新し合うこと(AとBで同期している場合、Aからファイルを消すとBからも消える)
OS(オペレーティングシステム)一般的なアプリ・ソフト
WindowsやiOS、Androidなど、端末を動かすための基本プログラム(スマホやパソコンという劇場の舞台そのもののイメージ)OSの上で特定の目的を実行するためのプログラム(劇場の舞台で上演される個々の演目のイメージ)

インターネット関係

ブラウザ検索エンジン
インターネットを見るためのアプリのこと(Google Chrome、Safari、Edgeなど)ブラウザを使って、特定の情報を「探す機能」のこと(Google、Yahoo!など)
インターネットWEB
世界中のコンピューターがつながって、データが行き来するための巨大なネットワーク全体(世界中に張り巡らされた交通網全体のイメージ)ブラウザを使ってインターネット上に公開されている情報(サイト)を見るための仕組みのこと(交通網を使って情報を届けるサービスのうちの一つ)

※インターネットを使ったWEB以外のサービスには「メール配達(SMTP)」や「Zoomなどのビデオ会議(webRTC)」「荷物運送(FTP)」などがあります。

Wi-Fi無線接続(無線ネットワーク)
無線接続の中の一般的な通信規格(交通手段の中の「電車」を指すようなイメージ)ケーブルを使わずに通信する技術の総称(「交通手段」という広い言葉と同じ)

※無線接続という大きなグループの中には、Wi-Fi以外に、Bluetooth、携帯電話の電波(4G/5G)などが含まれます。

セキュリティ関係

パスワードパスコード
Webサイトのログインなどで使う、英単語や記号を混ぜた複雑な文字列のことスマホの画面ロック解除などに使う短い文字列(4桁〜8桁など)のこと

※どちらも「本人確認のためのカギ」という点では同じですが、パスコードの方は「物理的に端末やカードを持っている人が認証に使う」ため、文字数の推奨などが異なります。

ファイルの暗号化ファイルへのパスワード設定
何が書いてあるか分からないように「秘密の言葉」に書き換えること(手紙を自分たちにしか分からない言葉で書くイメージ)許可された人しか開けられないように鍵をかけること(金庫に鍵をかけるイメージ)

※実際にはこの2つを組み合わせて暗号化を解くためにパスワードを利用することも多いです。

マルウェアウイルス
端末に悪さをするプログラムの総称(悪いことをする人を「犯罪者」と呼ぶような総称)マルウェアの一種で、他のファイルに勝手にくっついて増えていくもの(犯罪者の中の「スリ」のような特定のタイプの呼び方)
フィッシング(メール)スパム(メール)
本物そっくりの偽メールや偽サイトで、パスワードやクレジットカード情報などを盗み取ろうとする詐欺手法(メール版オレオレ詐欺のイメージ)大量・無差別に送りつけられる迷惑メールの総称(ポストに入る大量のチラシのイメージ、迷惑なものだが必ずしも悪質なものとは限らない)

※フィッシングメールはスパムメールの一種ですが、特に悪質で危険性が高いものを指します。

まとめ

ITやセキュリティを専門にしている人以外では、絶対に正しく覚えていないとダメ、というものではないかもしれません。とはいえ、用語の意味を正しく理解し、より安全なIT活用・セキュリティ対策につながれば幸いです。

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