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お客様が来たくなる会社作りがこれからのキーワード

イベント
「折り」」対して熱く語ってくれた名東紙工、都筑社長

おはようございます。「印刷の明るい未来」をいつも考えている鳥原です。あっという間に5月が終わろうとしています。時間経過が早いですねぇ。そして暑くなってきました。鬱陶しい日々が続きますが、皆さんお体ご自愛下さいねぇ。

ところで私の周りの協力会社もフェイスブックなどで会社見学を呼びかける投稿が増えてきました。特に多いのが協力会社。印刷ではなく紙加工など印刷会社をバックヤードにしている会社です。先日お邪魔した名東紙工さんも会社案内をいただいたのがきっかけです。

「折り」」対して熱く語ってくれた名東紙工、都筑社長

「折り」」対して熱く語ってくれた名東紙工、都筑社長

「切り絵」を発信している「鈴木紙工」鈴木社長

「切り絵」を発信している「鈴木紙工」鈴木社長

スクリーン印刷の「太美工芸」野田社長

スクリーン印刷の「太美工芸」野田社長

先代からのお付き合いの「天白製本紙工」の上の社長。お互い後継者です。

先代からのお付き合いの「天白製本紙工」の上野社長。お互い後継者です。

加工屋さんは印刷会社がお客様。ところがおかしなことに普段取引をしていてもその会社が具体的に「何をしているのか」意外に知らない場合が多いんです。設備も見たことがなくいつもお願いをしているものしかできないと思っている場合が多いのです。

ご存知のように当社は「会社見学」を受け入れています。実施するようになったのは4年ほど前でしたが、その頃は「見せて欲しい」と言われるから「どうぞ」ってな感じ。私が案内して「どうでしたか」という程度。

しかしある日「こんなことやっているのですか」という一言で、「ハッ」と気がついたんです。「私たちは何もお客様に伝えてない」と。会社全体をショールーム化しようと思ったのはそれがきっかけです。

□多くの人は他人のことに関心がない

写真にあるように「笑ルーム」と称して発信場所を作っています。お客様にまずここに入っていただき当社の商材や活動を目にしていただき親近感を感じてもらいます。「ショールーム」みたいなもんですよね。

来社いただくと必ずお待ちいただく「笑ルーム」。名前の通り「にこっ」としていただく場所です。

来社いただくと必ずお待ちいただく「笑ルーム」。名前の通り「にこっ」としていただく場所です。

多くの人は他人のことに関心がありません。こう書いちゃうと身も蓋もないですが、事実売ることを一生懸命に考えても売り込まれるのは嫌だし、そもそも必要とするとき以外は関心がないですよね。

ところが冒頭に書いたように意外に協力会社や仕入先のことって知らないんです。こうした取り組みって後になって「そういえば」と思い出すものじゃないでしょうか。一種の種まきってやつです。

先日長くお取引いただくお客様から社員研修の一環として会社を見せて欲しいとの連絡。私がまだ営業時代にご縁をいただいて以来のお付き合いですが、最近は競争入札案件も増えてきました。

でも嬉しいのは「社員研修」の一環ということ。制作から印刷加工まで見ていただくことでお客様が知らない設備を知っていただくいい機会です。通常は我々がお客様に出向くのに来ていただけるのですから、

「営業をしない営業」と社内でよく口にしています。お客様が来たくなる会社作りがこれからのキーワードじゃないかなって、協力会社がそれを進めていく様をみてあらためて感じています。


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