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時泥棒は「マッいいか」から始まる

仕事観

今日は社員にとって耳の痛い話 😕 

ただいま弊社は経営計画作成の真っ最中。今週末の策定会議に向けて大詰めの段階。計画の具体的な部分は各部署、そして委員会にまずは素案を任せている。そしてそれを一冊にまとめて策定会議に臨むという流れになっている。

付箋紙も少なくなり大詰めです

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各所から出てきたデータを総務の女性がまとめていくので、事前に提出期限を決めている。実はこの時期、9月の委員会発表の準備もあり、マルワの社員は意外に忙しい。

今年は計画書の内容も一部変えたこともあり、事前に関係者に個別に説明をし、併せて混乱を避けるために、スケジュール表も用意して、時系列で準備し配布。これで準備万端!といきたいのだけど、実は意外にそうはいかない。

結局、締め切りを過ぎても提出がされない部署もあり、結局慌てている様子を目にすることも。

■まずは7割の時間をかけて後でゆっくりと3割

これは朝の勉強会である社員が発言した言葉だ。いろんな課題や事務処理が発生した場合、ざっくり7割手を付けて時間をかけて残りを作り上げていくやり方。僕自身はこのやり方に近い。

毎回のことだけど、締め切り間際で慌てるところと、そうでないところに分かれる。もっと言えば催促のない時はない。特にこうした部署や委員会の数人のくくりの場合は、一発で締め切りに揃うことはまずない・・・(嫌味な書き方だけど事実なんだよね 😥 )

それも面白いことに、集まっている集団の誰が書いても間違いないものが出てくるところほど意外に出ない。理由は定かではないが、リーダーの役目と割り切っているのか、それとも誰かがやると思っているのか。

■誰かがやるだろうは誰もやらない

こういうことって、社内に限らずかつて所属した異業種交流団体の委員会でも経験をしてきた。「誰かがやるだろう」は結局「誰もやらない」場合が多い。仮に係が決まっていても、その人が係だと決まったとたんに、あとはお任せって感じかな。

たしかに任された人が責任を持ってまとめるのは当然だけど、任せっぱなしで良いのだろうか。だからそういう形で出てきた内容は、正直つけやきば的なものになりやすくなってします。

これがある間は集団としても会社としてはまだ強くないなと思う。身内の恥を書くようだけど、主体的と評価されている弊社もまだまだ完ぺきではないということ。

 😉 それぐらいあるよねぇ

と正直なところ思っている。しかしだ、細かなことが、些細なことがしっかりとできないものが大きな大切なミッションを完璧にできるとは思えない。

 😐 マッ良いか!!

と思ったらこのほころびはあっという間に大きなものになってしまう。細かなところだから経営を預かる身は見逃しては、マッ良いかと折り合いをつけてはだめだと感じている。そして時間が守れない事は他の人の時間を奪っていること。

時泥棒

少し前に「江戸しぐさ」という言葉が流行った時期がある。その中で出てくる言葉である。江戸商人は「弁済不能の10両の罪。借りたお金は返せるけれど奪われた時間は取り戻せない」と強く戒めたとされている。

実在しなかったかもしれませんが、「時泥棒」の考え方には一理ある。我々経営者は時は自由になる。だから自らがえりを正さなくてはいけない一方で、それだけ時が大切なことを社内に発信することも必須だなと思う。


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