URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

おもてなし経営企業選に選んでいただいて

平成26年度の経済産業省が進める「おもてなし経営企業選」に選んでいただき、昨日授賞式がありました。今年は全国から22社選出され、三年前からスタートして計100社の企業が選ばれたことになります。
「おもてなし経営企業」とは「社員の意欲と能力を最大限に引き出す」「地域、社会との関わりを大切にする」「顧客に対して高付加価値のサービスを提供する」以上の取り組みをしている企業を指し、経済産業省が認定するものです。
審査員の方からの講評では、受賞したどの会社も社員の挨拶がしっかりしているとのことでした。いわゆる「風通し感」があると。そして面接や社内視察をしていてもチームワークのよさが伝わってきたと言っていました。
日本の企業は働いている人が「楽しそうな表情をしていない」といいます。理由はお客様との関係が「with」ではなく「for」であるというのです。forとは「○○のために」という意味。つまり「ねばならない感」が強いというのです。
CS(顧客満足)と言いますが、バブル経済が崩壊後、日本ではなかなかこの理念が浸透していません。それはES「従業員満足」がおろそかになっているからだといいます。
授賞式後の懇親会で各企業の受賞スピーチではどの会社も共通に言っていたことはがあります。それは「社員を大切にする」そして「社員とともに歩む」という言葉です。綺麗ごとのように聞こえますが、今回の受賞はどの企業も社員が心から受賞を喜んでいたそうです。
「綺麗事では飯が食えない」と言います。かつて経営指標を気にして経営をしていた私。自分なりにこの数年間「いい会社」づくりに努めてきました。深刻な価格競争の業界で、心が折れそうになりますが、受賞された方が同様の感想を述べられる元気づけられました。
「意欲があって健康であればいつまでも働ける環境づくりをする」と語る大先輩のメッセージを聞きながら、あらためて「いい会社づくり」に邁進しようと思った次第です。
今回は頑張っている社員のためにぜひ取りたかった賞です。それだけにこの受賞は社員の力です。「社員満足」と簡単に言いますが、ハードルの高さと重みを感じています。口先だけで終わらぬよう経営トップとして邁進し、選んで頂けたことを率直に社員とともに喜びたいと思います。
24.3:600:450:0:0:NONALNUM-5bKp5LqV57WM55Sj5aSn6Iej5pS_5YuZ5a6Y44GoKDIp-E:right:1:1:岩井経産大臣政務官と:0:


タイトルとURLをコピーしました