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ニーズのキャッチの為に試行錯誤のアクション

マーケティング

海外から訪れる外国人が

日本で一番訪れたい観光地が京都の伏見稲荷大社。

 

目的は千本鳥居をはじめとする朱塗りの鳥居と

その鳥居が石の階段と作りだす風景

 

インバウンドが戻りました。

 

このところ外国人観光客が半端なく多いのです。

 

土日は国内の観光客も加わりまともに歩けない状況

 

月参りのお山を一周するのにかなりの時間がかかり

かえって疲れてしまうのです 😥

 

一方で平日も9時前にも関わらず近くの茶店は

外国人観光客でごらんのとおり

見晴らしのいい四つ辻は9時前にはご覧の通り

正面の本殿前には修学旅行生の生徒さん加わり

境内は外国人と修学旅行生のみとなります。

 

さて父親の代から利用させてもらっている茶店。

 

頂上ひとつ手前の青木大神の前にある辻亭さん。

茶店の前にお参りしているお塚があり

必ずここでお供物を調達がルーチンです。

 

お参りも終わり茶店の女将とお話をしている最中にも

外国人観光客が足を止めるのです。

 

その理由とはこれ。

実はこのポストカードは

茶店の息子さんのお嫁さんが描いているのだそうです。

 

別に葉書を購入しカラーコピーして売っています。

 

他にも描いたイラストをTシャツにしたり

トートバッグにしたり

これが実に地味に売れています。

 

僕がいるわずかな時間でも

3人の外国人が葉書を購入していきました。

 

詳細の数字はあえて書きませんがこれで立派な売上です。

 

もちろんお供物を売っていた方が

売り上げの金額は上がるそうです。

 

しかし利益率を考えるとこうした店頭商品の売り上げも

馬鹿にならないようです。

 

外国人にとって旅の思い出として手軽な価格の商品

 

他の茶店は既製品が多いだけに立派な差別化となっています。

 

外国人が増えたところでお賽銭が増えるわけではありません。

 

コロナ前は外国人がただ通り過ぎるだけだったようです。

 

地元タクシーの運転手さん曰く

海外の人は歩いての移動が多いとか

 

街並みを感じて店を見る

有名観光地に訪れるスタイルとは変化しているそうです。

 

➡ 人の動きを敏感に感じる…

 

➡ ダメならプッシュ商品やサービスを変えてみる

 

柔軟な変化を試みることがこれからマスト。

 

茶店の地味な戦略に気づかされました。

 

売りたいものを売るのではなく、

お客さんの気づかないニーズをキャッチ

 

言うは簡単でしょ… 😥

 

いやいや今の時代は

そのキャッチの為の試行錯誤のアクション

に舵を切ったものに勝機があると感じます。


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