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伝わるに加えて「理解できる」これが情報保障の一丁目一番地

MUD(メディア・ユニバーサル・デザイン)

命を守るため今すぐ逃げてください。

できる限り高いところに逃げてください

というメッセージと共に、

英語、韓国語、中国語、ベトナム語、

ネパール語、タガログ語、ポルトガル語を

母国語とする人が順番に登場

 

それぞれの言葉で同じ内容を繰り返す

 

能登半島地震で津波警報が出た際、

兵庫県域で放送する「サンテレビ」(神戸市)が

8言語で避難を呼びかけ

 

日本語が不自由な「災害弱者」への支援で注目を集めました。

 

阪神淡路大震災、東日本大震災を経験したスタッフの発案だそうです。

 

このブログで度々話題にする情報保障の

メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)

 

馴染みが深いのは海外の人でも理解できるピクトグラム

 

ピクトグラムの和約は絵文字もしくは絵ことば

 

1964年の東京オリンピックで

積極的に使われたのがはじまり

 

とはいえ「ことば」の和訳通り

細かなニュアンスは伝わりません。

 

先のテレビ局の試みはなんともアナログではありますが

緊急時への対応として事前に準備できるアイディアです。

 

外国語対応や聴覚障碍者向けのアプリはありますが

緊急時に即対応できるものではなく

こうしたアナログは意外に役に立ちます。

 

情報発信に長く携わってきた印刷業では

情報保障にかかわることはたくさんあります。

 

例えば下記のようなシール

一目でわかる工夫があります。

 

また最近はコンビニでも下記のような工夫で

外国人にも大好評

■ファミリーマート

実はマルワではこんな作品をコンペティションに出して

佳作をいただきました。

コロナ下でスタートしたリモートでの

お互いの意思の疎通をスムーズにするもの

 

また聴覚障害者や外国人向けには

こんなアプリも

伝わるに加えて理解できる

これが情報保障の一丁目一番地

 

ちなみに今日はメディア・ユニバーサル・デザインコンペディションの表彰式。

 

先の避難所設営シールセットもここから生まれました。

 

情報保障の確保…

 

SDGsという言葉にある持続可能な社会づくりに

我々の役割はまだあるようです。


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