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心配しなくても道は開ける

事業継承

自分の売り上げが会社で一番多くってなかなか部下が同じように稼げないんですが 😥 

先日ご一緒した勉強会の懇親会で私よりも一回り以上若い経営者の方から質問された事。年齢は40代。聞かれて伝えたのは

 ➡ いやいやそれで良いんじゃあないですか

 ➡ 心身ともに一番動ける時。お客さんにとっては、若いトップセールスが営業に来るんだから、相談事の勝負ははやいし、お客さんにとっては最高じゃあないですか。

 ➡ オーナー経営者として、今は一人で突っ走る時ですから、ガンガン動いて売り上げあげてくださいね。

 ➡ 後10年も経てば、思考も身体も今のようにはいかないんで。自然と部下に譲りますよ。

って。そうしたらとってもホッとした顔をされていた。

実はあの年代って不安なんだよねぇ。かくいう僕も当時はそうで見えない未来に怯えていた気がしていた。その理由は

 🙁 自分で何もかもできてしまうから

決して自分が仕事ができるという意味ではなく、経営しながら一線で働く力は、後継社長に与えられた境遇の者だけの特別な環境だと思う。

中小企業の経営者は、最初から仕事や経営のセンスがあるわけではない。日々の積み重ねで少しの成功体験とたくさんの失敗をしながら出来上がっていくものだと思うんだよねぇ。そのベースの上にある尺度で部下を見てしまうから、比べてしまうから不安なんだと思う。

自分には決して無理じゃないかと思いながら日々過ごすプレッシャーがベースにあるから、どうしても部下と比較して自分の域には追いついていないと思うんだょねぇ。

ところが・・・

不思議に50代を後半に差し掛かってくると、「俺が俺が」的な部分が段々となくなってくる気がする。それはズバリ加齢。当たり前だけど、心身に歪みが出てくるから、どうしても若い時と同じようにはいかないことを自覚することになる。だから

 ➡ 今は慌てなくても、その時が来れば部下を認めて焦らないようになるから

とアドバイスをしました。

こうした人たちの不安を目に触れるととっても新鮮な気持ちになる。ある意味で忘れていたギラギラ感を思い出してくれる。若い時はそういう自分があるから失敗を乗り越えられると。経験者として、慌てず騒がずひたすら今ある事をコツコツとやっていく事が

道は開ける 😉 

と。ちなみに若いころ先輩に進められてよんだ、デールカーネギーの「道は開ける」。お薦めです。


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