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我が家の新卒君

新入社員も五月の連休を過ぎ、そろそろ職場に慣れてきた頃。当社の新入社員も研修期間中という事で、現場配属をされています。実際に営業に出た時の基本的なスキルを今のうちに身につけていくことが目的です。
ところで偶然我が家の息子も新社会人、二カ月近くとなりそろそろ職場にも慣れてきました。そんな彼の社会人生活をたまに聞く事があります。そうすると、新卒目線での多くの感想を聞く事ができます。
彼の職種は営業、といっても今は修業の身ですので、家電量販店での接客です。そんな事情もあり自宅から直接職場に出かける事が多くなります。従って業務の報告はメールや電話が主体。日報とは別に週報という週に一度の報告も上司にあげています
職場が離れていると、緻密なやり取りが必要になります。当然新卒君は日々の報告を忘れてはいけません。最初は必死であった彼ですが、慣れるに従ってそつなくこなすようになってくると、今度は上司とのコミュニケーションに疑問を持つようになってきます。報告を求める割に情報が下ろされていない…とか。ひょっとしてその案件は会社、上司の都合ではないか…と思う事もたびたびあるようです。
それを聞く私…親でもあり経営者でもあり…複雑な気持ちです。先日のブログに書いたように報告は強制を伴います。一方連絡は自発的なもの、という事で上司側にとっては「気配り…」と「共感」が必要になってくると思います。「風通しのいい」という表現がありますが「上から目線」の意識ではこの感覚は生まれてきません。
ただこの会社、職場と会社が離れているだけに情報共有の仕組みしっかりとしています。それでもこうして不満が出るのは新卒君の目線では会社を俯瞰(ふかん)できないからだと思います。どれだけ仕組みを作ってもやはり最後はフェースツゥーフェース。結局は頻繁に顔を合わせることだなと感じます。
今の新卒事情を身内から感じる事ができ参考になります。部下の育成はしっかりとしていると思っている世の上司の皆さん…自分本位にならないように…あっ…当社もですが…。


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