教員養成大学出身の私が思う先生離れの理由とは

みらい創造

出身大学である愛知教育大学は文字通り教員養成系の大学だ

写真は自然科学棟といって数学や理系の学部である

 

教員養成系ではあるがその中に文系や理系がある

 

自身の専門は物理だが、理系が得意だったわけではない

むしろ理系は嫌いで文系の日本史系に進みたかった

 

偏差値が全く届かなかっただけである 😥

理由は簡単で英語がからっきしダメだっただけ

 

結局物理科に進んでも授業は面白くはなかった

 

卒業して45年が経過したが、当時とほとんど変わらない

 

今は国立大学法人となり、

文科省の傘下ではなく各大学が独立した法人格を持つ

 

こちらからみるとなんら変わらないが

地元の名古屋大学と比較すると資金面ではかなり厳しい飾りを強いられているようだ

 

きれいになった校舎も、実は耐震補強をしてリノベーションしただけだ

それでも当時と変わらぬ風景は懐かしい

 

教職を希望する学生が減少の一途だという

 

都道府県が内定を出しても辞退が続出しているという

理由は時間外労働の多さ 🙁

 

確かに自身が現場にいた時もそうだった

 

地元の祭りのシーズンで現場に駆けつけていても

残業代があったわけではない

 

試合で日曜日を潰しても

わずかな休日手当で子供達に缶ジュースを差し入れしたら赤字

 

これだけ切り取ると確かになんとも過酷な仕事だ

 

しかし理由は他にある気がする

それは教員を取り巻く報道の厳しさだ

 

以前は学校の先生の指導に対して

今ほど大きなバッシングはなかった

 

そんなことでも炎上するのか? 😯

と思う報道がある

 

実際に教育現場に立つとわかるが

全ての児童生徒に目が行き届くわけではない

 

彼らにとって相性の合う先生ばかりではないのだ

 

当時の教え子といまだに会うが

彼らから聞こえるのは教員との距離感の遠さだ

 

波風を立たせないという雰囲気がそうさせている気がする

 

さて今年も来月お邪魔する中学校でキャリア教育の授業を

秋に小学校で授業をする予定だ

 

先生との距離感を縮めることができるように…と思っている

 

大風呂敷かもしれないが

先生っていい仕事だなと思ってもらえるように…

 

教育はいつの時代も持続可能なみらい創造だから

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