冒頭の写真は土曜日に実施したあるセミナーの開催前の様子だ
ウインク愛知という名古屋駅前の公共の施設の大ホール
ここで行政の主催するセミナーのバックヤードをマルワが務めていた
当日の進行は元より事前の準備や講師との打ち合わせなどを弊社がやっている
講師用のPCを最終チェックしているのが冒頭の写真である
司会の女性はこの春に入社した新卒くん
緊張はしていただろうが実にそつなくこなしていた
自身は当日様子を見て状況を把握し
会がスムーズにスタートしたのを見計らって会場を後にする
二回とも次世代を担う専務がバックヤードで主担当をしていた
コロナ前には全くなかった仕事だがもちろん紙媒体は発生している
ただこれだけ大掛かりなことをしながら
残念だが主催者からの支給された印刷物もあり
実際弊社で関わる印刷物はごく僅かだ
ただデジタル化が進む前もこうした仕事で
印刷が関わるのは全体の予算の中の極僅か
つまり我々印刷会社はその僅かなところで
価格という線引きで競争をしていたことになる
お客様にとってみれば価格だけの判断材料
そこに印刷会社としてのアイデンティティは存在しない
一方で気がついたことがある
それは価格だけの線引きだけではこうした仕事は成り立たないということ
配布資料や講師の折衝といった事前の準備もさることながら
➡ 当日の動きや思わぬトラブルで発生した際の対応
➡ 講師が安心して話ができる環境づくり
これは人と人との関わり、つまりコミュニケーション能力が大切となる
ものづくりは品質というカテゴリーで見ることができた
しかし人と人との関わりは筋書きのないことが発生する
それはどんなに準備をしていたとしても…だ
だからこそ専務をはじめ社員の人たちの対応力や評価は
何もなかったということが大事なポイントだ
少ない予算でいつもありがとうございます。
と、お客様からの声をいただいた
コロナ前にはなかったこの仕事
会社全体で関わろうと次世代は考えている
これからの自社の仕事の向き合い方だ
そのためには風通しの良い社風とコミュニケーション能力は益々キーワードとなる
ちなみにこうした仕事は当初失敗しお客様にご迷惑をおかけした
その都度温かく見守っていただき今がある
まさにお客様に育てていただいたのだ
だからこそ…よりバージョンアップし大事な柱にしたい
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