冒頭は芸大生と歌人のコラボの
「季節と色彩」短歌カレンダー4月の絵柄と短歌
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毎年4月の新入社員研修で下記の講座を弊社の社員が講師として務めている
●印刷関係の技術講座
●品質関係の5Sの講座
●マーケティング研修
●情報保障のメディアユニバーサルデザイン講座
●SDGsの講座
カリキュラムはまだ未定だが
来年も研修担当の方からお願いしたいと連絡をいただいている
この中のSDGsの講座は来年は無くなることになった
実は弊社の教育担当者からは
この講座は不要ではないかという相談を受けて
それを組合側に伝えたからだ
SDGsがスタートしたのが2016年
学校現場にそのカリキュラムが入っていたのは
その2年後の2018年あたりから
小学校から学んだ当時の児童は大学生
当時の中高生は既に社会人だ
言うまでもなく我々よりもしっかりと学んでいることになる
実際に講義をしていてもこの所の反応はすでに知っている感満載だという
SDGsを企業経営にいかに活用していくか
という内容にシフトしても
所属する企業が、どこまでSDGsを企業に取り入れているか
と考えると
講義内容が企業内に生かされるとは思えない
というのが講義をしている社員の率直な感想だったようだ
2030年をゴールとするSDGs
当初企業は躍起になってゴールのアイコンと企業活動を結びつけていた
残念だがそもそもこれが間違いだった
本来は企業の延長上で物事を考えるフォアキャスティングではなく
理想の姿を描いて目標設定するバックキャスティング
未来を作るために何をしていくべきかを紐づけるものだ
従って今の企業活動に結びつけようとするとどうも無理がある
あのアフリカのバナナでバナナペーパーをつくっている団体でさえ
自分たちの扱うもの以外はバナナペーパーとして認めていない
多様性とは言いながら利害関係が見え隠れするこの現状では
本来のSDGsは伝わりにくい
むしろ教育現場で学んできた
これからの若者が経済の中心となるもう少し後に
生きたSDGsが根付くのではと思っている
マルワは長くCSR(企業の社会的責任)の在り方を模索し実践してきた
特別なことをお金をかけてやるのではなく
身の丈に合ったアクションで
小さなことだが社会に役に立つことをしている
それがマルワのSDGsというブランディングだ
このところ紹介しているカレンダーもその一つだから
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