親の家を住み継いで5年 リノベーションで「残す」と決めたもの

日 記

40年前に結婚して35年間実家を離れていた

 

母親が施設に入居することを境に実家に戻ることにして

大掛かりなリノベーションをした

 

いつまで工事しているんだ?

ご近所の方があまりの工期の長さに驚いていたそうだ

 

そりゃただのリフォームだはなくキッチンもリビング一緒にして大きくし

大きなアイランドキッチンにした

 

長く使われていなかった自分と妹の部屋を大幅に改造して

寝室とウォーキングクローゼットに

 

両親がかつて寝室にしていた部屋を改造して自分の仕事部屋に

家族四人の生活の家を二人用に改造するのだからなんとも贅沢な自宅である

 

さて、そんな中で全く変えなかった部屋がある

それが冒頭の写真の和室だ

 

かつての日本家屋でよく見る風景のこの和室

 

実はここだけは畳などは変えたものの触っていない

 

今時珍しいということもあるが

母親から仏壇のお守りだけして欲しい

という希望があったからだ

 

さて父親が他界した時に色々とみて回った仏壇

 

どうやらこの家を建てる際の設計の段階で

仏壇だけは入るように考えていたようだ

 

右隣は父親が大事にしていた神棚

この二つが自分のこの家でのミッションである

 

昨日も大掃除で仏壇の引き出しを開けて整理していた

 

まあ、みたこともないお経の本

橿原神宮の何やらお守りみたいなもの

たくさん知らないものが出てきた

 

古い書類は破棄し蝋燭や線香を一つにまとめたり…

 

元々工場と自宅が一緒の敷地にあった

従って庭もずいぶんと立派だ

 

少なくとも父親にはこんな趣味はなかったはずなので

母親の希望だったんだろう

 

今ではこれだけの庭を作れる庭師はいないという

見事ですねぇ

と言ってもらえるが、まぁ維持するのは大変だ

 

幸い家人が花が好きなこともあり何とか維持できている

 

ここに住むことになり早いもので5年が経過した

 

昨日も照明器具を中心にぼちぼち大掃除をスタート

 

今年も残り二週間余り

お馴染みの師走は駆け足で過ぎていく

 

持続可能な開発目標SDGs

残すものと変えていくもの

仕事だけでなく自宅でも同じことが言える

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