若き経営者との対話で考えた中小企業経営者が避けて通れない悩み|

SDGs

先日経営者仲間のご子息と食事をする機会があった

 

お父様とは長く経営の学びでご一緒する間柄だ

 

我々世代も歳を重ねて次世代に経営の舵取りを移す時期に来ている

 

来名の際にタイミングが合い会食をした

 

相談内容はここではあえて記載はしないが

自分が彼らの年代の頃に悩んだことだ

 

ヒト・モノ・カネという言葉がある

 

経営者にとっていちばんの悩みは人の問題

これは経営に携わってきた自身も同じだ

 

一年間で全くストレスも何もないと感じるのは

延べで一か月あるだろうか?

 

➡ 役席者に対して期待する職務と本人の認識のずれ

➡ 教育してこれからと期待した途端の退社

➡ 会社の進む方向と本人のやりたい方向へのズレ

➡ 総務の責任者が急に退社して会社が大混乱

なんて経験もした

 

サラリーマンは自分のことを中心に考える

なんて言い過ぎと言われるかもしれないが

やはり経営者とはおかれた環境は格段に違う

 

相談を受けながらそんなことを考えていた

 

とはいえ、アドバイスはするもののあくまで自身の尺度にしか過ぎない

 

一方で自身の歩んできた経験と反省で伝えることもある

 

人材や社員教育のコンサルタントさんがいる

 

制度設計などはやはり素晴らしいが

個人的ではあるが、大手企業の総務出身などは

実際のアドバイスにはあまり説得力がない

 

大手企業と中小企業では見える景色が違うからだ

 

そしてそこに集うスタッフも全く違う

 

大きな組織と中小企業のような規模感での抱える問題は

全く違うからだ

 

さて食事をしながらいろいろと話を聞いた

なにも正解があるわけではない

 

アドバイスが有効かもわからない

 

ただ自身の悩みや課題を吐き出す相手になることが大事なんだと思う

 

自分も若いころにはそうした人がいたからだ

 

振り返れば自身はそんな年齢になってしまった

 

偉そうに語るほどの実績は何もない

ただ失敗はたくさんしている

 

そしてその時々の経験を伝えることもできる

 

傾聴という言葉がある

ただ「聞く」のではなく、相手が安心して話せるように聴くことだ

年を重ねるとこれができなくなる

 

コーチング…なんて大げさなことはできないが

こうした機会は自身の学びの場と捉えて臨みたい

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