オリンピックの開会式で話題にはなったのはピクトグラム50競技実演
ネット上でもかなりの話題となりました。
シンプルですが、かえってこうしたアナログが新鮮に感じます。
知り合いに棒人間というコンセプトでイラスト思考を広めている人がいます。
河尻光晴さん
どんなに絵が下手な人でも
あっという間に描けるようになる楽しい講座
評判のアートディレクターさんです。
描いて伝えることでコミュニケーション豊かな社会づくりを目指す
そんな思いで講座を開いてこれが大評判。
今回のピクトの実写を見ながら思わず河尻さんを思い浮かべていました。
さて、弊社はメディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)を進めています。

情報のバリアフリーというコンセプトで
色覚障害者や弱視の方そして高齢者にも分かりやすい
デザインコンセプトの提案です。
その中に忘れてはいけないのはピクトグラムです。
ピクトグラムとは
絵文字や絵単語、ピクトサインやアイコンと呼ばれ
情報や注意を示す視覚記号と言われています。
ご存知の通り前回の東京オリンピック開催時に
コミュニケーションを取ることが難しい日本人と外国人の間を
取り持つために開発されたそうです。
残念ながら今回のオリンピックは無観客となり
海外からの外国人の来日は叶いませんでしたが、
コロナが落ち着けばこうしたピクトグラムは間違いなく必要です。
今話題のSDGsがなぜこれだけ話題になり普及に向かっているか
言うまでもなくわかりやすいアイコンのお陰です。
地球上には10人に一人以上文字が読めないと言われています。
誰ひとり取り残さないがSDGsのテーマ
このブログで何度も登場しているターゲットファインダーは
169のターゲットすべてにアイコンがあります。
弊社のSDGsレポートにも各所にアイコンが
アイコンがあるだけで固いレポートも身近に…。
MUDを考慮するだけで情報の壁がぐっと下がるのです。
ただいま弊社の提供するSDGsアクションブックもMUD配慮。
http://www.maruwanet.co.jp/pdf/actionbook.pdf
かっこいいだけでは伝わりません。
先のピクトグラムの実写版のように
分かりやすい、親しみやすい、楽しいレポート
これからの必須です。
コメント