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新たな形の四十九日に思う

SDGs

母親の葬儀を終えたのが3月24日。

 

早いもので今日は四十九日の法要となります。

仏教では人が亡くなると七日ごとに極楽浄土に行けるか裁判が行われ

最後の判決が四十九日目とか。

 

四十九日目には僧侶を招いて読経を依頼し

参列者に会食を振る舞い故人の往生を盛大に行うとか。

 

ということで今日は極楽浄土に送り出す日となりました。

 

とはいえ今はコロナ禍。

 

一時ほど、感染者数は減少しているとはいえ

母親の兄弟も高齢ですので会食は憚られ

食のギフトカタログをお渡しして解散の予定です。

 

お坊さんに聞くと、

コロナ禍となって多くがこういう形となっているそうです。

 

以前であれば四十九日法要では

仕出し弁当を取ったり、場所を移して会食したり

が当たり前でした。

コロナの影響は法事の需要がある仕出し屋さんや

会食需要となる料亭などにも影響が出ているんですね。

 

当たり前の儀式もこうして様変わりしていくことになり

コロナの影響はこんなところにもあるのだと改めて実感です。

 

そもそも家族葬という形式はコロナをきっかけに発生した

と葬儀の際に係り人が言っていました。

 

大勢の人が集まるのが当たり前という多くの儀式が

ここに来て様変わりするようです。

 

需要とは何がきっかけで変化するかわかりません。

 

昨今DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉を

盛んに耳にします。

 

デジタル化によって仕事の仕方が大きく変わる

と言われ、新たな需要も生まれとさえ言われています。

 

ただ先の葬儀や法事の姿を見ていると

これからのみらい創造は仕組みを起点とするのではなく

生活様式や人の気持ちの変化

が大きなきっかけとなってくるようです。

 

盛んに言われる

関係性やつながりの経済

ここに焦点を当てていくことがキーワードではないかと…。

 

SDGsは理念がベースと言います。

 

人に関心を持つことにゴールの形のヒントがある

のではないかと感じています。

 

さて、今から四十九日。天国で待つ父親に無事に送り届けてきます。


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