3.11から学ぶBCP|企業が今すぐ備えるべき防災対策とは?

BCP

やらなきゃいけないのは分かっているけど後回し

実はこれが企業のブランディングが進むない要因の一つです

 

自燃社員づくりに邁進する印刷会社の後継社長の今日のメッセージ


3.11という数字は

今も続く不自由な生活を強いられていることを暗示する

 

今年も先週の3月11日に多くの特集が組まれた。

 

●ほんの一瞬の判断が生死を分けてしまうこと

●津波によって街がなくなるだけでなく

瓦礫によって街が孤立してしまうこと

 

そうした中で残された人たちのお互いを助け合おうとした様子が

特集されていた

 

事業継続計画(BCP)

ジギョケイという略語で中小企業基盤整備機構が

BCPの策定を呼びかけている

BCPはじめの一歩 事業継続力強化計画をつくろう
BCPはじめの一歩として事業継続力強化計画(ジギョケイ)を策定して経営を強靱化しよう。地震、水害、サイバー攻撃等の脅威からヒトモノカネ情報等の経営資源を守ることは不可欠。ジギョケイの認定を受ければ、補助金の加点措置等、様々なメリットがあります。ジギョケイでもしもの時の初動対応の準備をしておきましょう。簡易版BCP、ジギ...
災害の発生に備えて事前に準備しておくこと
コミュニケーションが取れなくなった時に、いかに連絡を取り合うかという手段
お客様の大切な資産をいかに守っていくか
サプライチェーンの一角を守るために何をしたら良いか

こうしたことをどれだけの会社が備えているか?

 

実は再来週ある会社の方がBCPを学びたいと来社される

 

2007年から弊社はBCPを策定している

ニュースペーパーでもこんな特集を…

詳しくは下記のバックナンバーから

広報誌「ぷりんトーク」 - 株式会社マルワ
マルワの広報誌「ぷりんトーク」のアーカイブページです。

 

その会社さんとは全く面識がない

 

なんでもご自分で防災士の資格を取得

勤める会社がBCPにほとんど着手していないこともあり

どこから一体手やつけたら良いのか?

それを知りたいとの理由で来社だ

 

BCPには二つの考えが必要だ

➡ 一つは手順の策定を文書化すること

いわゆる災害が予見された場合のジャッジの基準作り

 

これは各都道府県でテンプレートが用意されている

そこに必要なことを落としていけばいい

 

➡ もう一つは動機づけ

文書化が目的ではなく運用が目的

どう運用をしていくのか
会社サイドだけではなく社員サイドにも自分事としてとらえてもらうか
それを普段からどんなアクションを取ればいいのか

こちらの方がハードルは高い

 

というのはこの意識づけがないと先の文書化まで至らないからだ

 

そして毎年講義の機会をいただいている下記でも

この動機づけに時間を割いている

 

先日の日経新聞にはこんな記事があった

印刷業のマルワ 生産伝票をデジタル化 年間で108時間、作業削減(中部経済新聞) - Yahoo!ニュース
印刷業のマルワ(本社名古屋市天白区平針4の211、鳥原久資社長、電話052・802・4141)は業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)に力を入れている。専用のシステムを導入し、生産伝票をデ

 

2007年にスタートしたBCPはその後

●2009年の新型インフルエンザのサーズ対応

●大型化する台風などの大雨対応

●災害時の代替生産を目的とした遠方の同業他社とのデータ交換

 

今度はサイバー対策だ

 

どんなにやっても完ぺきではないが

全く準備をしていなかったとしたら

それこそ企業経営者としては失格だから

 

備えは複雑化するが、これも

企業の社会的責任CSR 持続可能な開発目標SDGsだ

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