先日愛知工業大学でSGDsについての講義をさせてもらった
3年前にお願いをされ毎年のように呼んでいただいている
正直なところ大学の講義というのは憂鬱なものだ
自身の学生時代は半世紀近く前
あの頃はスマートフォンもない時代でデバイスを触ることもなかったものの
そもそも自分もどこまで真剣に聴講していたか
となるとかなり怪しい
●席を立たない
●音楽を聴いてはいけない
●スマホでネットサーフィンするな
●許可なく徘徊するな
●食事をしてはいけない
講義の冒頭に知人の大学教授の
4月のSNSでの発信を学生たちに引用させてもらった
とはいえ
講義の内容が悪く退屈をさせるようならこちらの責任
そうならないように自身も準備をして今日も臨む
と覚悟みたいなことを宣言してスタートした
考えてみれば学生さんの時間をもらっているのはこちらの事情
彼らが退屈しているとすれば伝える側としてアウトだからだ
そしてもう一つはSDGs
すでに中学、高校で十分に学んでいるのに今更SDGsは釈迦に説法だ
そこで弊社の活動をマーケティングと絡めて話をし
自分なりに生きたSDGsを伝えている
この講義で大事にしたいのは将来を担う若者たちへのメッセージ
SDGsで言えば下記の内容だろうか
学生時代と違って自身の価値を伝え相手に喜んでもらう
その対価がお給料だと
また大きな組織のメリットもあるが
中小企業にも面白い会社が多いことも伝えた
ただ今回の学生の人たちに
就活で大事にすることは 😀
と聞いてみた
好きなことや学んだことを生かせること
を重要視するという意見が半数以上の回答だった
若者に対するいろんな論調があるが
真剣に先々を考えている若者が多く安心した
実は
昨年講義を聞いてくれた学生さんがわざわざ会いに来てくれた
講義後に
受講してよかったですと言ってくれた学生も
それだけでやって良かったと思う
学生の人たちの聞く姿勢に気持ちよく伝えることができた
聞く側の姿勢一つで話し手を乗せることもできる…あらためて実感。
7月には毎年伺う中学校で授業がある
40過ぎまで教育現場に戻りたかった
しかし気が付けばこうして教育現場に縁がある
一生懸命にやればちゃんとご褒美はある
神様はちゃんと見てくれているようだ
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