当たり前に毎日が来ることに感謝して今日からの夏休みを過ごそう

日 記

今から40年前の3月に結婚し夏休みに出かけたのが東北

 

秋田県から青森県までレンタカーを借りて二泊三日で温泉巡りをしたのが8月

 

あの時は全日空(ANAとなったのは2003年かららしい)を利用していた

 

その二日後に発生したのが御巣鷹山での日航機墜落事故である

 

早いもので40年という節目を迎えた

 

当日11才の男の子が大阪の叔母の家に行くために利用していた

名前を裕史くんという

 

偶然だが息子と同じ名前だった

 

行かせなければよかった

といまだに母親は後悔をしているとNHKの特集で語っている

 

その日を境に後悔を抱き続けている母親の心中を思うと

同じ親としてなんともやるせない

 

さて坂本九さんもこの飛行機に搭乗し亡くなった一人だ

 

上を向いて歩こうは米国ではスキヤキソングとして

米国ビルボードで一位となった曲

 

その坂本さんのご家族のその後がやはり放映されていた

 

当然ご主人を亡くすこととなった柏木由紀子さんと

お二人の娘さんが今までの心境を語っている

 

シンガーソングライターして活躍される花子さん

宝塚歌劇団の卒業生の舞子さん

お二人も今やアラフィフだ

 

特集の中で心の瞳という曲の紹介があった

坂本九さんの遺作だという

 

この曲が全国の学校で合唱コンクールの曲の一つとして

歌い継がれているそうだ

 

その歌詞の一部には

いつか若さを失しても

心だけは決して変わらない絆で結ばれる

この曲を娘さんのピアノと共に歌うことを楽しみにしていたそうだ

 

皮肉にもそれは葬儀で実現することとなったのだが…

 

520人の犠牲者があった大きな航空事故

520通りの人生がそこで途絶えてしまったとことになる

 

間も無くお盆がやってくる

今朝は盆提灯を準備して仏壇の横に置いた

 

故人の霊を迎え、供養するための提灯

 

迷わずに帰って来れる道標だという

 

喜ぶことも悩むことも痛みも悲しみも全て人生

 

当たり前に毎日が来ることに感謝して

しばしの今日からの夏休みを過ごそう

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