先日の東京出張の際に突然こんなメッセージをもらった
確かに恵比寿にいるし、ターコイズ色のカバンも持っている
とはいえSNSでそこまでの発信をしているわけではない
そうしたらこんなメッセージだった
彼はかつての研修仲間のご子息
13年前、台湾で先方の若手経営者との交流会に
お父様と同行されていたのだ
彼は元ドイツでプロのサッカー選手として身を置いていた
プロの道から身を引いた後にこの研修に同行したのだ
後継者の集まりだったので
当然息子として同行すれば後継者と周りは見る
結局お父様も無理に継がせることはしなかった
今はサッカーを中心としたスポーツ関係のイベントの企画
そして物販を扱う商社を起業している
当時の彼は20代
若さゆえの尖った感があったがすっかり温厚な顔つきとなっていた
後継者として会社を継ぐ同世代を尊敬するんです
父親の仕事を全く知らなかった僕にはとてもそんな勇気はなかった
社会人経験はなくプロの選手は個人事業主みたいなもの
そんな自分が経営者なんてとても描けなかったそうだ
しかしSNSで繋がっていたこともありその後の彼の活躍は知っていた
事業継承しなかったけど立派にやっている
何が成功かはわからない
ただ一つ言えることは成功か否かは本人の今の気持ちではないかと
さて周りの経営者の仲間が事業継承をする年代となった
一昔前は後継者の立場は継ぐのが当たり前と周りはそう見ていた
当時そうしなかった彼も彼の父親も
周りではいい評価をされなかったそうだ
しかし今はそんな時代ではない
果敢にM&Aで他社を取り込んでいく会社もあれば
事業譲渡をする会社だってある
そして次世代に経営を託した者も
いずれにせよ時代は刻々と変わる
新たな時代を切り開くのはこれからの時代を歩む者の舵取りなのだ
企業の理念さえつなげば
これが企業発展の秘訣だと統計的にも明確だそうだ
さてサッカー選手から転身した彼もある意味起業家
事業継承とは違った形でこれまたオーナーだ
これからの彼の活躍もまた楽しみだ




コメント