「会社が××すると言われる三代目」に向けた、私なりの答え

事業継承

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さて昨日に引き続き交代ネタ

 

新年号のニュースペーパーの社員からの取材でこんな質問があった

巷では「先代の苦労を知らない三代目で会社が××…」と言われるが、それに対してどう思うか

 

随分思い切った質問である 😉

しかし社員の立場であれば至極当然の疑問なのかもしれない

 

そう言われるのにはいろんな理由がある

ゼロから立ち上げた創業者の苦労を間近で見ていない
創業期の緊張感や必死さの希薄さは三代目までは伝わらない

など諸説ある

 

先日友人から、今の時代の後継社長が会社を伸ばせばない調査結果があると聞いた

先代が経営のやり方を後継者にも同じような形で押し付ける
後継者はなんとか今までのスタイルを守ろうと保守的になる

以前ならこうした姿勢すべてが否定されるものではなかった

 

しかし変化の速い時代にはこれにとらわれるのは

マイナスであることを言うまでもない

 

自身が心がけてきたのは理念の引継ぎだけである

 

下記の一期生として機会をいただいたことで今の経営理念がある

二条ゼミナール|国際後継者フォーラム

 

詳細はこの内容を見てもらえばわかるが

自身や自社の棚卸しを半年間以上にわたって

定期的に泊まり込みをして理念を作っていく

 

ありがたいことにその仲間のご子息と

全く同じ機会を新社長はいただけた

 

事業継承で大事なのは今の仕事を引き継ぐこともさることながら

過去から今に至る経営に対する思いと何を大切にしてきたかを知ることだ

 

ビジネスモデルはその時代ごとに変化をしていく

当然仕事の仕方も変わる

 

しかし理念は時代に左右されるものではない

大事な部分が終わっているのでそう心配するものではないと思っている

 

ところで自身は若いころに全く縁のなかった同業界への参加

「新社長は先代と違って業界の知り合いが全くいない」と言われるわけにはいかない

と新社長自ら業界の集まりにも参加

 

一方で異業種交流会では自身とは縁のないところへ身を投じた

 

多くの人と縁をつくることで引き出しを増やすのが目的だそうだ

 

社内的には

自身の苦手な部分はしっかりスタッフに任せる一方で

現業の仕事がある間に新たな仕事にもトライしてもらう

 

と社員への指示は自分より明確だ

 

時間の経過とともに自分カラーの社長の色がついていく

 

大事なのは「三代目で会社が××」と言う言葉があることを

頭に入れておくことだ

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