SDGsと直結するBCPは企業ブランドを守るキーワード

BCP

後発地震注意情報

一週間以内に巨大地震が起こる可能性を示唆したもので

12月16日までは備えなさいという喚起だ

 

実は今年に入って震度5弱の地震が国内で起こった回数は

昨日まで17回に及ぶ

 

今回の地震は東日本大震災と同じ領域だと言われている

 

地震の影響ですでに北海道・東北発着の荷物の遅れ

トヨタでは子会社工場の状況確認で一時停止となった

 

実は毎年防災・減災カレッジの講師を務めている

 

内閣府の資料ではBCPの策定率は

中小企業、特に20人以下では10%台の策定率だという

 

こうした小企業のBCP策定が進んでいない状況葉が背景となり

マルワの事例を発表している

 

BCP(Busines Continuity Planの略)事業継続計画という

 

災害に備えて経営の損失を如何に少なくして行くか

企業の重要事業を継続・早期復旧させるための事前計画だ

 

策定がなかなか進まない理由は

対応するための人的不足
策定に費やす時間がない

まぁできない理由がいくらでも出てくる

 

先の自動車関連の工場では被害がなかったものの

甚大な被害があったら事業継続に支障をきたすこととなった

 

サプライチェーンという言葉がある

供給連鎖といい生産を構成する一つだ

 

製造業ではその一角が崩れただけで生産に滞りができる

 

サプライチェーンを構成する会社にとって

BCPの立案はお客様に大きな安心となるのではないか

 

先のカレッジでは講師としてそんな内容の話をしている

 

現実に東日本大震災の時には大きな被害はなかったものの

津波をはじめとする大変な状況がテレビ放映され

一時的に連絡がつかなくなったことで

サプライチェーンの一角を外されてしまう企業があったと聞いている

 

それだけ生産体制は一つのループになっている表れだ

 

日本列島で安全なことはない

些細なこと、身の丈に合ったできること

まずはアクションし発信をすることが企業のブランドになるのではないか

 

ちなみにコロナの時だが

中小機構でBCPについてYouTubeで登場させてもらっている

 

一部だけどご興味あればご参考に…

令和3年度中小企業「強靱化」シンポジウム開催レポート|イベント|BCPはじめの一歩 事業継続力強化計画をつくろう
災害や感染症の危機をどのように乗り切ったのか実例をもとに、平時からどのような対策が必要か議論いただいたシンポジウムの開催レポートです。

 

持続可能な開発目標であるSDGs

必要とされる会社としてBCPとは親和性が高い

 

ということで冒頭の写真はただいま作製中の

BCPの縮刷版緊急対応ハンドブックのたたき台

 

常にアクションを心掛けるのは経営サイドの仕事だ

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