サスティナビリティ経営という言葉がある
環境・社会・経済の3つの視点で自社の事業活動が
これからの社会に持続可能な観点で考慮する経営をいう
簡単に言ってしまえば、SDGsの目標を達成に向けた経営戦略とも言える
先日ある保険会社の認知度についてのアンケートがあった
➡ サナビリティについて名称も内容とも知っている
と回答した企業は約半分
そのうち6割は重要性を感じていると回答
➡ サスティナビリティ経営を意識して実際に行っているのは
省エネルギーの推進や社員の健康配慮
と身近なテーマでスタートしている
ところでこのアンケートで回答しているのは
中小企業といえどもある程度の規模の大きい企業
取り組んでいないと回答した企業もさることながら
小企業では回答さえ得られないのが実態だ
その理由は
🙁 自社で取り組む必要性がわからない
➡ そもそも何から取り組んで良いかわからない
実践している企業の回答にある通りそれほど高くないハードル
だがサスティナビリティという言葉自体が既に特別感で
知る前にあきらめてしまっているのではないか…
業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)の講義をする際
気を付けていたことがある
それは横文字を多用化しないことだ
例えばマーケティングの取り組み指針でサービスプロバイダーという表現を使う
IT業界とは違い印刷業界の場合は
印刷そのものを請け負うだけでなく
企画・編集をはじめ商材やサービスまでまとめて提供する存在
つまりお困りごとを解決するという意味だ
こう書けば理解できるのに
表現が壁となりその後の思考が止まってしまう
情報保障となるメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)は
➡ 識別できる色の表現や読みやすい書体
➡ 一目でわかるピクトや多言語表示
など受け取ってもらう工夫の一助になる考えだ
来年この地方はアジアパラ競技大会が開催される
訪れる人も受け入れる我々も
お互いにスムーズなコミュニケーションの取れる関係でありたい
デジタル化で苦戦の真っただ中の印刷業界だが
SDGsのいう持続可能な開発目標
いやっ、これもより平易に表現すると
必要とされる会社に向けてやるべき目標
に向かってまだまだ伸びしろがある

コメント