自分たちが守ってきた文字の読みやすさやレイアウトを伝えていくことも紙媒体が認められる大事な要素ではないか

SDGs

NO.5859

やっぱり紙ですか

先日の地元の「新聞の考える広場」の特集のタイトルである

そこで気になる記事に目が止まった

 

「手で読める」優位性

と称して、紙と鉛筆は人間を賢くする道具だと

認知科学者の柴田寛啓さんのコラムだ

 

この人は、実はコンピューター科学を研究する人

にもかかわらずデジタル環境は人間の読み書きを邪魔することがあると

感じているそうだ

 

「読書は身体行為」「文章を手で読む」と柴田さん

手を使う操作は読みや思考を邪魔しない

➡ 複数の資料を並べてめくってページを行き来する

➡ 指やペンでなぞり書き込みをする

こうした手を使う頻度が多いジグザグな読みこそ

紙の優位性が顕著だ

という

 

手で何か作業しながら同時に考えることができることから

紙は情報を触って操作できる物理的なものだそうだ

 

もちろんデジタル機器に多くの利点もある事は否定してはいない

 

ただデジタル機器は操作のために目を使うので

認知負荷が非常に大きく集中が妨げられるというのだ

 

確かにパソコンで文章を作ったときに

画面上で誤植をチェックすることがあるが

紙でチェックする方が圧倒的に誤植が減る

 

先のデジタル機器は操作のために目を使うので

認知負荷が非常に大きく集中が妨げられる

というのはうなずける

 

我々は長く紙媒体を中心とした情報発信のお手伝いをしてきた

 

デジタル化によりまた環境配慮という切り口で

紙媒体は不要という風潮になっていることは事実だ

 

しかし北欧では教科書が紙媒体に戻っているという話も聞く

 

とはいえ紙媒体への回帰を声高に言っているわけではない

 

紙媒体に携わる我々だからこそ

➡ 読みやすさや親しみやすさ

➡ 読んでいて疲れないレイアウト

➡ 一瞬で伝わるデザイン力

が必要とされる

 

ブログでたびたび紹介しているメディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)

MUD メディアユニバーサルデザイン | 株式会社マルワ
MUD(メディア・ユニバーサルデザイン)とは? 人は、情報の87%を視覚から得ていると言われており、身の回りには「目で見る」メディア(テレビや印刷物、インターネットなど)があふれています。しかし、色覚障害のある方、高齢の方、子ども、外国人の

このデザインの思想は先の情報保障を具現化する要素が満載だ

 

自分たちが守ってきた文字の読みやすさや伝わるレイアウト

紙媒体が認められるためになくてはならない大事な要素だ

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