聞こえない人が使う電話を知っていますか
電話リレーサービスのヨメテルです
こんな広告を地下鉄車内で目にすることがある
手話で文字で電話を通訳するサービス
電話リレーサービスのヨメテルです
のガイダンスが流れたら
聞こえにくい人からの着信だそうだ
スマートフォンの普及もあり我々を取り巻く情報伝達も多様化してきた
情報保障という言葉がある
情報のバリアフリーとも言われ
情報弱者にとって受け取る環境が整ってきたわけだ
情報弱者といえば
➡ 色の見分けがつきにくい色覚異常者
➡ 音声の聞き取りに不自由を感じる聴覚障がい者
➡ 視界が見えないもしくは見づらい視覚障がい者
➡ そして昨今の外国人観光客
メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)の取り組みを長く行なっている

この考えを知ったのは今から20年ほど前
カラーユニバーサルデザインとの出会いだった
色を不自由と感じる人が見える世界に
シミュレーションとはいえ衝撃だった
左が正常 右がP型↓↓↓
一方で印刷に携わるものとしてこれはチャンスだとも思った
請負の仕事である印刷業にとって
見え方に対するソフトを得た感覚だったからだ
以来、社員には下記のような資格を取得してもらい
積極的にコンペティションにも参加してきた

そのうちわかってきたことは
いくら大事な考えであっても
それが強みとなる可能性があったとしても
必要だと思わないと使ってもらえない
ということだ
今日は下記の沖縄県印刷工業組合主催の
イベントでMUDの講義を務める
実は二月にもお招きいただきお話をさせてもらった
好評だということで二度目のチャンスをいただいた
当然だが同じ人が聴講する可能性もあり
中身は変えなければならない
大事にしていることは動機付け
今回は事例を手厚くして資料作成をした
使える事例を提示することが目的ではない
➡ 自社でもすぐに取り入れることができる
➡ 明日からアクション出来る
アクションの後押しが自身の役目である
大事な時間を預かるのだからお土産を持って帰ってもらえるように
伝えるではなく伝わるがミッションだ







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