次の世代のために経営者が今やるべき積み残してはいけない棚卸し

事業継承

早いもので12月も一週間が経過した

 

例年と違う感覚は今月から会長というよく分からない立場になったからだ

 

で、一体何が変わったのか?

実は何も変わっていない

 

というのはほとんど会社にいなかったからである 😉

 

➡ 月曜日は朔日参りで半日会社を空け

➡ 火曜日は名古屋大学での防災減災カレッジの講師

➡ 水曜日は恒例の伊勢神宮参拝で終日

 

考えてみれば元々そんなに実務に関わっていなかったことが改めて分かった

 

むしろ社員の方が呼び方に戸惑っている程度である

 

さて今週勉強仲間と恒例のお伊勢参りに出かける機会があった

 

会長という立場を祝ってもらう機会ともなりありがたい限りである

 

話題になったのがこれからのこと

仲間の経営者もそう遠くないうちに譲る準備をしている

 

先日もブログに書いたが

我々の立場だからこそ次世代に積み残してはいけないことがある

 

例えば古参の社員の処遇

➡ よく耳にするのは技術的な腕は確かなものの

人を育てることができない職人肌

➡ 年齢だけ重ねて役職だけある社員

➡ 次世代の片腕となる社員にあれこれと指示や説教をする古参社員

 

会社に愛着があるからこそ

次世代のことを考えてのアクションということは容易にわかる

 

ところがこれが今の若い人たちの年代

また目指すべきビジネスの形に合わないとしたら

せっかくのアドバイスや助言は雑音にしか過ぎない

 

一方でそれに対する反論や意見を

次世代にはなかなかできないのものだ

 

先日もこのブログで曖昧な仕組みを整理していくことが大事と書いた

社長を終えても仕事は続く 会長になって気づいてしまった断捨離
社長から会長という肩書きが変わっただけで長くお疲れ様でしたと、温かいメッセージをいただける大きな会社や多角化をしている会社であれば本業を引退してもグループ企業に移籍ということもあるしかしマルワは別会社にHIME企画があるもののすでにこちらの...

 

この整理という言葉の中には

こうした社員との軋轢を積み残してはいけないのも含まれる

 

さて自社はどうだろうか

手前みそだがこの部分は神経を使ってきた

 

大きな組織なら辞令を渡してよろしくで終わりだが

我々の規模の組織はチームワークと一体感がマスト

 

だからこそ行き違いのなうようにしていくのが我々の務めだ

 

とはいえそうしてきた試みが伝わるか否かは正直分からない

 

しかしこの部分を整理していくことで

次世代は精神的にかなり楽になるのでは…

やり取りをしながらそんなことを感じた

 

人・モノ・金が経営者の大きな悩み

その悩みを次世代にそのまま移行しないことが渡す側の責任だ

コメント

  1. 大信田昌宏 (自分磨き大好き野郎) より:

    なるほどッ❗
    会長職となっても、感覚がついていかないようですな😅

    古参の社員の皆さんも新しい新社長の元で団結できるようになるといいですネ☆彡

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