昨日の12月23日は8年前までは今の上皇様の天皇誕生日だった
ちなみに上皇様は92才だが、いまだにお元気なご様子
何よりです
教員を退職して丸和印刷に入社したのは平成元年
それまで自身にとっては長く天皇誕生日は4月29日 今の昭和の日だった
当時12月といえば年賀状やお店の新春売り出しのチラシ
業界新聞の新年号をはじめ
12月29日の仕事納めまで追い込みの時期でもあった
お陰で世の中がクリスマスイブなんて浮かれている世間とは無縁だった
昭和天皇が崩御され平成天皇の誕生日を恨んだものだ
そんな時代も今は遠い昔の思い出だ
業界の縮小も大きく影響しているが
自社のお客様自体も大きく変わったことが要因だ
お客様自体の要望が変われば当自社のサービスも変わる
つまり企業が生き残っていくためには
既存の事業にしがみついているわけにはいかない
特に我々が携わる印刷業界は過去のビジネスモデルの延長上にはない
生き残っていくためには新規事業に取り組むことは必須である
ただ振り返ってみるとマルワに限って言えば
その新規事業は全く畑違いの事業にはトライしていない
新たな事業を取り組むことが
自社の既存の仕事とどれだけ親和性があるのか?
をベースにしてきた
つまり新規事業をすることが目的化しないことを心がけてきた
お客様の声を聞くことは当然だが
自社の取り組みを愚直に発信してきたことだ
例えば弊社にはリノベーションの際にスタジオを作った
ネット配信の事業をスタートしたからだ
きっかけはコロナ禍で弊社の計画発表会をリモートにしたこと
偶然見ていたお客様からネット配信の依頼があり
それが今の仕事につながっている
ここから分かるように
その背景にあるのは既存の印刷事業への信頼だ
これからの課題は
全社挙げて事業が変わることへ気持ちがシフトできるか?
マルワのような小さな企業は一体感がマストだ
トップもさることながら
とはいえ頭でわかってはいるものの感情と理解は別物だ
これをいかに根付かせていくのか
新社長なら腕の見せ所だ


コメント