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面白おかしく後継を楽しんでください。

事業継承

世の中「後継者難」と言われ、技術がある企業も事業継承で悩む企業がたくさんあります。お陰様で弊社も後継者が会社に入社した時には正直ホッとしました。

取引銀行などに聞くとやはり後継者が会社にいるか否かで会社に対する評価は異なり、融資先への指針になっているとも聞きます。

さて、世の中多くの事業継承のセミナーがあります。特にここ10年ぐらい急に増えてきました。そしてその多くは事業を受け継ぐ側に対する内容が多くなりました。

僕の場合は後継社長となった後に国際後継者フォーラムのニ条彪さんとご縁をいただき後継者としての心構えを学ぶ機会がありました。社長になって数年が経過していましたが、先代とはまた違う自身の経営の考え方の土台ができました。

最近ふと先代は自身に事業継承をする間どんな気持ちでいたのだろうかと思うことがあります。当時全く違う業界から来て、多くの新たなことを取り入れました。

 ➡ 新卒採用や新入社員の研修

 ➡ 大変高価と言われたスキャナーという機械も僕の一声で導入もしてくれました。

一方で

 😥 営業に出て何もわからないまま仕事を取り赤字を出したり

 😐 ページ順を間違えて大クレームを出したり。

生産管理をやっている最中に

 🙁 紙を買いすぎで倉庫いっぱいにして大失敗をしたり

今から思うとなんともまあ、いい加減なものだったと思います。おそらく、いや間違いなく多くの古参社員からたくさんの苦情を先代はもらっていたと思います。

それでも時はゆっくりと流れていましたし、ルーチンの仕事が多かったので身につけていく時間も十分にあった気がします。ただ継いだからにはなんとか会社を発展させたいという思いだけは理解してくれていただろうと。

今の僕があるのは会社に入って30年という月日の積み重ねに他なりません。自身が先代と同じ立場に立った今、感じる感情は後継者というのは今の社長と比べられてしまうから気の毒だということ。そして何とも時代がはやい。

しかし後継者も大切な社員を、そしてお客様の信頼、会社の発展のために必死です。と思っていたら下記の案内がありました。

大阪の株式会社千年治商店代表取締役 山野千枝山野千絵さんから

34歳未満のアトツギ予備軍を対象に新規事業開発のためのオンラインサロンを運営するしゃだんほうnベンチャー型事業承継を立ち上げて活動しています。若い世代に胸を張って地元で家業を継いでほしい。その思いで、今年は各地での展開を始めています。

と下記の案内がありました。https://www.facebook.com/events/447605282747399/彼女は大阪市経済戦略局の中小企業支援拠点「大阪産業創造館」の創業メンバー。「ゲンバ男子」の編集に関わるなど独自の視点で活躍されています。

冒頭にあるように後継者を後押しする企画がたくさん出てきました。世の跡継ぎ君、時代がはやいから面白いことも多いと思います。ぜひ

面白おかしく後継を楽しんでください。5年後なんて分からないので。


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