SDGs後半戦、企業に求められるのはラベリングではなくバックキャスティング

SDGs

2030年をゴールとしたSDGs(持続可能な開発目標)もいよいよ後半戦になってきた

 

2016年にスタートしSDGs、自身の肌感としては

2018年ぐらいから2021年ぐらいが一番ピークだった印象だ

 

このところすっかり下火となってしまったSDGs

 

最初は重宝されたリングのバッジ

 

展示会での企業紹介にも

関係するアイコンが並ぶ風景もすっかり見なくなった

 

さて下記の写真はマルワの設備についているアイコンだ

 

こうしたことを試みた当時の理由は

自分たちの仕事がどんなことに関係しているのか?

それを意識化する目的があった

 

SDGsがこのところ下火になった理由はシンプルだ

売り上げに直接結びつかないから

 

企業が一斉にSDGsをラベリングし始めたことで

SDGsに関わることが特別なことではなくなったからだ

 

実はマルワは2017年2月からスタートしている

 

バナナペーパーと出会ったことで珍しさも手伝い注目を浴びた

 

それをきっかけにしてマルワの環境配慮を発信し続けたこともあり

環境配慮企業としての認知をいただくことになった

 

つまり元々やっていたことがSDGsに繋がっただけである

 

SDGsの正しい運用はバックキャスティングにある

 

バックキャスティングとは未来のあるべき姿や

目指したい姿を起点として今何をやるか

 

そのためには

17のアイコンをいかにして組み合わせればいいのか

 

つまり新たな未来を作るのがSDGsであって

ラベリングしただけでは未来を描くことにはならないからだ

 

さて今更なぜSDGsをお題にしてブログを書いてみたのか

 

それは冒頭に書いた通り、

2030年のゴールに向かって後半戦に突入しているからだ

 

先日のブログで登場した(株)Dropの米田真介さんは

先日のリデザインプロジェクトで

もう一度SDGsの波が来ると言っていた

SDGs研修・コンサルティングなら株式会社Drop
SDGsに取り組んでいく企業の理解と実践をサポートする企業です。SDGs研修・コンサルティングから中小企業版SBT取得・ビジネスと人権の対応など、企業のサステナビリティ化を支援します。

 

自身もそう感じている

 

それではどんな波なのか?

 

それは本来の目的である

理想とする自社の未来像を目指すために何をやればいいのか

を考える機会になるのではないだろうか?

 

今日は『EPO』=『環境パートナーシップオフィス』主催の

学び合い・高め合い、共に築くサステナブルなくらし

~地域共進化・まちなかローカルSDGs交流会~

でスピーカー役を務める

 

他のスピーカー役の人たちもSDGsと真摯に向き合っている人ばかり

異業種に学ぶ…そんな機会にしたい

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