地震は事業を止めるだけではない BCPが取引先へのメッセージになる理由

BCP

先日の鳥取・島根の大地震では、立て続けに緊急地震速報が流れ驚いた

断水の箇所もあり不自由な生活を強いられている方も多い

 

昨年末の青森東方沖地震に続き日本列島が騒がしい

 

先日1月4日の日経新聞では地震によって孤立する半島が23

2900集落の孤立の恐れがあるという

 

半島では回りを海に囲まれるため災害時の代替道路が少ないのが要因だ

 

山道などの崖崩れで物資の行き来ができなくなってしまう

 

生活に必要な物流が止まるだけでなく

生産活動でのサプライチェーンのピースが欠けることだってある

 

長期間操業できないことで、サプライチェーンの構成を外されてしまう心配

そのために

事前から備えを文章化することで取引先へのメッセージは必要

実はこれ自身が務めている防災・減災カレッジで話す内容の一部だ

 

東日本大震災以来、BCP(事業継続計画)の立案を盛んに国は進めている

中小企業基盤整備機構ではジギョケイと称して

策定支援のメニューを用意している

BCPはじめの一歩 事業継続力強化計画をつくろう|中小企業基盤整備機構
中小企業基盤整備機構が運用する、事業継続力強化計画(ジギョケイ)の策定・運用支援のためのポータルサイトです。BCPのはじめの一歩として、ジギョケイで、もしもに備えましょう。

 

そしてもう一つ大事なのは避難所だ

欧米に比べて日本の避難所は劣悪な環境という指摘が多い

 

特にトイレ、プライバシー、衛生環境の問題が深刻だという

 

先日も里帰り中に能登半島地震を経験し

避難所生活を体験された方のインタビューでは

トイレの衛生があまりにひどく、避難先から住まいの富山まで帰ったそうだ

 

このようにただでさえ避難所生活は不自由なのに

情報が分からないとなったら最悪だ

 

以前メディア・ユニバーサル・デザイン協会では避難所設営シールセットを扱っていた

 

色覚異常だけの対象ではなく、海外の人でも分かるように

多言語やピクトを使ったシールだ

 

不自由な生活を送るからこそ情報に対するストレスは少しでも和らげたい

 

このように情報保障に対する要求は思いのほか高く

BCPや情報セキュリティを社内で浸透させるために

弊社にもこうした相談が舞い込むようになった

 

最低限の情報をストレスなく伝える工夫

これこそメディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)の強みではないか

 

冒頭の写真はただいま社内でブラシュアップ中のハンドブック

 

緊急時にPCは立ち上がらないと思い媒体はもちろん紙だ

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