備えあれば憂いなしというものの後回しにしがち
だからこそ備えることがブランディングとなる
自燃社員づくりに邁進する印刷会社の後継社長の今日のメッセージ
TKB48という言葉をご存知だろうか
T(トイレ) K(キッチン) B(ベッド)を48時間以内に整備し
被災者の健康と尊厳を守る目標
先日ショッキングな写真を見た
半世紀以上前の戦時中の三河地震での避難所風景と
能登半島沖地震との避難所風景が全く変わらないのだ
イタリアでは数時間で生産食料品が準備でき
避難所設備は半日で到着するそうだ
トイレも一週間は仮説だがその後は水道管が整備され
エアコンも整備し車いす用まである
さて南海トラフ想定自治体調査では
備蓄ゼロの物資が6割にも及び
なんとこの中にはミルクやトイレ不足が深刻だとか 🙁
今年も下記の講師を務めることになった
https://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/kyoso/pdf/2025/college_pamphlet2025.pdf
かれこれ10年にも及んでいる
最初の頃と違うのはBCPの策定対象が
地震対応から豪雨災害、そして感染症対策に広がったこと
もう一つは当時に新たな内容を加えたこと
ひとつは避難所設営を入れたことにある
実際に避難所生活を経験した人の体験がこれ
入り口から遠い方を確保…体育館は歩くとすごく響く。
壁際を確保…座ってる時に壁によりかかれる。
傘はビニール袋に入れて手元に確保…傘立てが半端なくごちゃ混ぜ
マスクは必須…エアコンの風がキツいので、ノドをやられる。
以下必要なもの
モバイルバッテリー(電源は意外とない)ノートPCとAC電源
45Lのゴミ袋を数枚(なにかと便利)
ボールペンとメモ帳(避難所の受付ように自分のペンがあると早い)
マジック(持ち物に名前書くことがある)
タオルは丸めて枕に、色の濃いタオルはアイマスク(体育館は消灯しない)
ちょっとつまめるオヤツ(気分転換になる)
そしてもう一つは情報保障にあるメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)
かつては色弱者や高齢者向けの事例として話をしていたが
外国人観光客の増加に伴って多言語やピクトの内容も入れている
今はスマホの普及によりアプリが充実している
ただこのスマホも電源が落ちることにより使い物にならなくなる
下は能登半島沖地震では輪島に帰省したいた友人のX
アンテナ基地局まで移動して三日後につながっていたのである
デジタル化の普及は情報保障として大きな役割をしているものの
肝心の電源が落ちてしまったら元も子もないのだ
自身の講義では
ちなみに能登半島沖地震の避難所では
避難所生活を少しでも楽しいものにしようと
避難する子供たちが壁新聞を作って話題になった
とかく紙媒体の衰退が叫ばれてはいるがアナログも
まだまだ役に立つのだ
ところで防災に関する情報をネタをスタッフ目線で書いているブログがある
それがこれ…

ウォーターボトや防災ボトル、おコメの備蓄といった
身の回りの防災ネタについて書いている
参考にされてはいかが…
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