明暗しか分からない世界になってしまうレーベル病の当事者から学ぶなくてはならない視覚情報

MUD(メディア・ユニバーサル・デザイン)

NO.5667

先日視覚障害に関するレーベル病のことをこのブログに書いた

レーベル病を知って思う、情報保障は我々が思っている以上に奥が深い
No.5647レーベル病という目の病がある突然発症し、中心がぼやけたり視力を失う病気片目から始まり数週間後にもう一方も失ってしまう病で治療法はないそうだ石川県に辻嵐飛鳥さんという方の記事を中日新聞で読んだ中学3年生で盲学校に編入し、マッサー...

地元のCBCテレビのチヤントのYouTubeを拝見した

突然ほとんど目が見えなくなる難病“レーベル病”の広告会社社長「世の中がシロクロに」

先週当事者でアドライブの遠藤隆一郎社長を訪ねた

株式会社アドライブ|名古屋から全国へ企画・提案型広告会社
株式会社アドライブは、広告戦略・メディア制作・イベント企画制作運営など幅広い広告サービスを提供する広告代理店です。地域ブランディングもサポート。指定管理も対応。独自アイデアで差別化。

今から6年前に車の運転中に片目で

前方の車のブレーキランプが見えないことに気づいたそうだ

老眼と思ったが、メガネでも改善せず、精密検査の結果レーベル病と診断

この病気は目自体は光を感じるものの

情報が脳に伝わらなくなる病気だという

見えていたものが見えなくなる実体験でのストレスは

➡ 歯磨き粉を歯ブラシにうまくつけられない

➡ テレビに誰が映っているかわからない

➡ 鼻血なのか鼻水なのかわからない

会社の企画書や資料は社員が読み上げて説明するそうだ

➡ ここは赤字です

➡ ここに写真があります

➡ ここで改行です

説明を受けながら頭の中でレイアウトすることで判断しているという

皮肉ではあるがありがたいことに社員は

相手のわかるように説明するプレゼン力が大きく伸びたそうだ

まだほんの少し識別ができた時

➡ タクシーの空車が分からないから、手を挙げて立っていた

はたから見ると馬鹿に見えたでしょうねぇ

と遠藤さん

➡ 地元の私鉄は電車の行き先が乗車後に流れるので乗り間違える

当たり前に見えてきたときには感じなかったストレスに直面したそうだ

トイレの流すボタンと警備呼び出しボタンが同じ形で間違えて押して

警備員が慌ててやってくることも…

社内ではそんな遠藤社長にいろいろな配慮がある

社長のデスクまでの動線↓↓↓

水道の蛇口が分かる黒い線↓↓↓

自動販売機は社長好きなモノにはテープ↓↓↓

そして社内の入り口は顔認証↓↓↓

ユニバーサルデザインが進化しているというが

車椅子中心で視覚障碍者への配慮がまだ足りないという

テレビのニュースは字幕中心で音声説明が少ない

仮にトランプ大統領のメッセージも字幕ではわからない

広告代理店なので仕事柄情報デザインにも気を使う遠藤社長

昨今のテレビCMイメージ先行で企業名を流すさないものもある

なんのCMかわからないものが目立つという

情報は音声だけでも伝わる工夫と

併せて触覚を活用したデザインも大事だという

人は情報の87%は視覚から入るという

メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)の普及に努めてきた

しかし見えていることが前提で伝えていたことに気づかされた

色弱者への色使いや高齢者への読みやすい配慮は

見えていることが前提だ

音声コードもどこにあるかわからなければ

スマートフォンをかざすことさえできない

情報保障で見落としてはならないのは音声

これからのMUD活動の大事なキーワードだ

さて話はこれで終わらない

続きはまだまだ続く

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