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異動発表を特別な思いで迎える

事業継承

明日は特別な日

今週で平成30年度が終わる。毎年この時期になると必ず書くことがある。それは異動だ。公務員だった僕はこの時期の異動でかつての同僚がどこに異動したとかといった新聞発表が気になる。その発表が明日の朝刊に掲載される。同時に新聞社のサイトにも「異動のサイト」が作られる。それがこれ

ただ、今年は特別な感がある。それは同級生である知り合いの教職の方が定年を迎えるからだ。異動の一覧の最後に【退職】という欄がある。そこに一斉に知り合いの名前が掲載される事になる。

ほんの少し前にも退職する友人を訪ねたことをブログで書いた。先日も大学時代にテニス部だった友人の学校を訪ねて挨拶をしてきた。

 😥 寂しいでしょ

でも、返ってきた言葉は

全然。もっと感傷的になるかと思っていたけど、全くそんな気持ちがなく、4月からの予定が今のところ埋まってないことかな 😉 

と、実にあっけらかんとしたものだった。

新卒の頃の校長先生はかなりの年配に感じたし、勤め上げた感が伝わってきた。でも、今の時代は60歳が老け込む歳とはとても思えない。年金受給年齢も引き上げられ、定年延長も当たり前。先の友人も4月も新たな職場の予定があるようだ。

引き際が大切

彼らは年齢という軸で一度区切りをつけている。僕のようなオーナーは自分でその区切りをつける事になる。もちろんまだ僕の場合は現役続行だ。ただ、期限は明確にしなくてはいけない。そしてそれに向かっての準備が今からだ。

平成という時代は漢字で表す通り、平穏な時代だったように思う。新たな時代に迎えるにあたってAIだ、ロボットだと今までの当たり前の景色が根底から様変わりをしようとしている。

企業30年説と言われる。企業が成長して軌道に乗って衰退を迎え始めるサイクル、つまり寿命が30年とすれば良い区切りになってきた。大切な社員や協力会社、そしてお客様に安心いただけるように継承を頭に入れなくてはと思っている。

そしてもう一つ絶対に忘れてはいけないのは

自身が必要とされる居場所を作る事だ。同級生のように次のステージは用意されていない。自身がそのステージを用意するしかないからだ。退いても相変わらず会社にぶら下がっているようではそれこそ子不幸である。

老け込む歳ではないからこそ、次のステージをしっかりと出来るような頭の柔らかさと健康管理が必須と思っている。

余談だが二人の友人は

 🙁 定年延長のモデルで春からも校長続行なんだよね

とこちらは複雑だった。給料が下がって責任は同じ…とぼやく彼。宮使いは大変だ。


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