できることから手を付けたら結果として成果があった
後回しにしがちなことを実践するとこうした結果が得られる
自燃社員づくりに邁進する印刷会社の後継社長の今日のメッセージ
中小企業BCPで連携 ジギョケイ中部に浸透
こんな見出しが新聞にあった
BCPとは事業継続計画のこと
企業が災害、テロ、システム障害などの緊急事態に遭遇しても
事業の継続や早期復旧を図るための計画のこと
大企業の37%に比べ中小企業は16.5%とBCPの策定率が低い
そのため、中小企業向けの制度として事業継続力強化計画を国が設け
その略語がジギョケイである

その成功例として掲載されたのは
部品や金型製造の二つの会社がジギョケイを策定し連携
熟練工が多く勘に頼った作業をしていた二つの会社が
デジタル技術で見える化に努めることで
そんな内容が紹介されている
さて、我々の印刷業で可能性があるのは代替生産
実は弊社は神奈川の会社と
20年近くにわたってデータの交換をしている
以前と違いフィルムや版で残すことがなくなった一方で
データが取り出せなくなったらアウト
クラウドにアップしたいところだが印刷データは大容量のため
多額の費用がかかるため現実的ではない
そんな理由もありバックアップしたハードディスクを交換
というアナログで毎月交換をしている
大きな会社のBCPは設備などで対応もできるが
中小企業では人・モノ・金のいずれも限界がある
2007年からBCPを運用している
今と違ってテンプレートもなく手探りで更新を繰り返してきた
例えば
➡ 緊急連絡網はLINEで。もちろん社員の承諾を得て
➡ 簡易トイレや水、パンですよといった備蓄
はこれでも立派なBCPである
そしてブログで社員がお題として取り上げてくれている


決して無理をせず身の丈に合ったことを地道に継続
この繰り返しで独自のBCPを創り上げる
成果を求めるのではなく、結果として成果があった
これが中小企業が運用できるBCPの形である
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