事業継承は悩みの連続だからこそ譲る自身が大事にしていること

事業継承

NO.5733

DeNAの南波会長が社長に復帰するという

急速な環境変化の中で組織運営・事業モデルへの変革を

早急に進める必要があると再度経営に舵を取るそうだ

 

あのユニクロの柳井さんもいったん社長を退きながら

会長兼社長として復帰し今に至っている

 

自身で立ち上げた会社は自分の分身のようなものだ

 

一方でこの状況が行き過ぎると難しいことになる

 

先日ニデックが会計不正問題に続き

品質に関する不適切な検査が1000件に上ったという

 

創業者の過度な業績プレッシャーが理由だと言われている

一時は起業家のカリスマのような存在で話題になったが

晩年は企業イメージを下げることとなり引退をした

 

自分は創業者の父親の後を継いだ後継社長だ

 

先代の父親にとって小さいとはいえ会社は分身

社長を退いた途端に病気になってしまった

 

一方で自身が後継者として社長になった後は

あれこれと細かなことを言われることは無くなった

 

無理やり教員の世界から引き込んだ事が負い目だったと後に母親から聞いた

 

ただ自身の経営が環境配慮やISOと言った別の軸だったことも理由だと思う

 

そんな自分も社長を譲り半年が経過した

 

先代にあまり相談しなかった自分とは違い

細かく報告や相談があるのでとやかくいうことはあまりない

 

もう一つの理由がある

同じ師匠の下で勉強をしたことで

土台となる経営の価値観が同じことも大きな理由だ

 

時代や経営環境が違うので表面的には異なって見えるが

共通言語で話ができることが大きい

 

共通するのは二人とも先代からバトンをもらった立場だ

 

あるものを継承するのは守りに入りプレッシャーもある

 

自身の時代は職人集団で常に人の問題で悩んだ

 

一方で今は優秀な先輩社員がいることで気も使う

いつの時代も悩みはつきものだ

 

そして日々の経営に対し先代と比較されたり非難されたりもする

 

それでも雇用を守るための強い気持ちは創業者からのDNAだ

 

これから大変だな

先代に言われた同じことを自分も言葉にしている

 

まだ早いのでは…という人もいた

もちろん社長に返り咲く先輩経営者も身の回りにいた

 

しかし自身が返り咲くことは考えていない

 

経営観が同じだからこそ任せて見守る

時代は大きく変わるからこそこれから必要なのは若さだ

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