若手後継者のギラギラ感に身を置いてあらためて思う「もう少し自身の年齢に抗ってみよう」

事業継承

今から36年前教員から転職し通ったのが

中小企業の人材育成を目的とした社会人の学校、中小企業大学校瀬戸校だ

 

自身がマルワに入社した平成元年のこの年に開校したこともあり

毎月のように通っていた

 

➡ 売掛金や買掛金なんて言葉も全く知らないのに受講した財務研修

 

➡ IE(インダストリアルエンジニアリング)という

全く縁のなかった経営資源のムダ・ムリを科学的手法で解決する手法

 

➡ マネジメントゲームでの経営戦略思考の体験

 

経営者としての自身の今の原点は当時のこの学びだ

 

もう一つ忘れてはならないことがある

世間知らずの自身に一番役に立ったのが受講生同士の交流だ

 

どのコースも受講生ではほぼ一番若かった当時

多くの先輩の方に可愛がってもらった

 

➡ たくさんの社員の退職が相次ぎ先輩に相談したり

➡ 「頑張れ」とこの若造に仕事のご縁をいただいたり

➡ 講師の方から経営計画の策定の相談にのってもらったり

 

教員とは全く違った世界から来た自分を

経営者として身を置くための心構えを後押ししてくれた

 

先週の金曜日に徳島の阿波銀行が主催するあわぎん経営塾で講師を務めた

 

20代はじめ平均年齢が30代半ば

 

何かをつかもうとする貪欲な講義に対する集中力は

自身の話にも思わず熱が入った

 

何よりも懇親会での彼らのフランクで元気な様子

あのギラギラ感は久しぶりに当時の自身を思い出した

 

若さは何事にも代えがたい武器である

 

我々が歩んできた経験は今までなら助言として役立つだろう

 

しかし高齢化が進み人口減少が加速する問題に直面するこれからの日本

 

過去の延長上に未来があることが当たり前とされてきた

理屈は役に立たなくなる

 

それだけに多くの仲間との交流で得られる情報をもとにアクション

 

これからの時代は決断より行動で突き進むことが必要だ

 

ダメだったらやめればいいから

 

30年前に必死に解決策を求めて受講していた自分

結局はアクションしないと何も始まらないことを今ならわかる

 

さて昨日67歳の誕生日を迎えた

こうして自身のやってきたことをお話しできることは幸せなことだ

 

一方でこれもあと二三年というところか

 

呼ばれる間が花。明後日は地元法人会での講義だ

もう少し自身の年齢にあらがって発信をしよう

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